ばあちゃん未満の一人言 〜マンガとアニメとゲームと〜

還暦過ぎました。怖いものはもうあまり無いかな😆なので好きなものについてブツブツと。

萩尾望都先生

こんにちは

 

初めて、萩尾望都先生の漫画を読んだのは

リーベルと銀のバラ  でした。

私は、家の方針でマンガを買うことができなかったので

友達から借りる時だけがマンガを読む少ないチャンスでした。

見返りがないのに貸してくれるありがたい友人がいたので、

一週間の約束でマンガ雑誌を借りることがありました。

その時出会ったのが、萩尾先生でした。

 

カバンに忍ばせて、部屋にこもり、初めて読んだ時には

布団に入ってからも場面が目に浮かび、台詞が頭の中を流れていきました。

一週間、汚さないように気をつけつつも、ひたすら読み続けました。

返した後も、時々反芻しつつ幸せな気分にひたっていました。 

 

ところが、はたと気がつきました。

作者名もタイトルも確認していなかったのでした。

ネットが無い時代、探す方法がさっぱり見当もつかず

呆然とするばかりでした。我ながら笑えます。

 

それから何年もたち、家を出て、自分で収入を得られるようになった時に

本屋の棚で見つけた時の気持ちは、

………    なんといったらいいのか

 

こんなところにいたんだ……

 

 あっ…チョット恥ずかしいセリフ。

でも、人には聞こえないくらいでひとり言をホントに言ってました。

 

それからは、本屋に行く度に1冊買い、本棚に並べるのが楽しいです。